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2015年4月1日水曜日

filler words5選。英会話で言葉に詰まったらこれをつかえ!

便利なfiller words


こんにちは、トレーナーどばしです。


いざネイティブの人と話そうと思っても、

立て板に水を流すように言葉が出てくるものではありません。

あー、なんて言うんだっけ、

と考えているうちに相手の目が気になって

さらに言葉が出てこなくなってしまいます。



そんなときに役に立つのがつなぎ言葉(filler words)です。

日本語で言えば「えーと」「うーん」「それでね」、

みたいなものです。





2015年3月31日火曜日

英語の発音記号はもういらない!わかりやすい”シラブル発音文”で練習しよう!

「シラブル発音文」とは?

こんにちは、トレーナーどばしです。


本当に英語の発音アクセントってマスターが難しいですよね。

おまけに文字のつづりと発音が一緒だったり違ったり、

そこがまたややこしいところでもあります。








2015年3月21日土曜日

英語の発声を日本語のようにしていては、きっとネイティブの人は聞き取りにくい

英語は日本語と声の出し方は違うのか?

こんにちは、トレーナーどばしです。

英語は日本語と違う発声をしていて、
それが喉なのだとか、腹からなのだとか、
どちらの立場も私にはなるほどと思えてしまい
正直なところよくわかりません(笑)





吐き出す息の量は違う


ただ、吐き出す息の量はかなり違うように思います


子音の区別がどこに息がぶつかっているかで判断するので、
おのずと相手に伝えようと思うと息も
たっぷり使わなければいけなくなります。

2015年3月20日金曜日

英語の音読で気をつけることとは?回数をこなすことが目的になってませんか。

音読を効果的にするために

こんにちは、トレーナーどばしです。


英語を自分に馴染ませるにも
音読は効果的です。

しかし、やっている割に頭に入らないとか、効果がいまいち感じられないということはないでしょうか。






メジャーリーグで活躍するダルビッシュ投手は
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、
頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ
とツイッターでつぶやいています。

まさにこのことです。音読に限ったことではありませんが、
特に音読は声に出して読むという手段だったはずのものが
目的になってしまいがちです。

そこで音読をするときに気をつけるポイントです。


  • 回数を達成するというよりも1回ごとの「質」に注意する
  • 自分なりに感情をこめて音読する
  • 意味を毎回気にして音読する
  • お手本になる音源があるときには、ひたすら聞いて自分との違いを探す
  • チャンクを意識して音読する


2015年3月17日火曜日

英語のトレーニングには音読は欠かせない。その理由とは

英語トレーニングとしての音読

こんにちは、トレーナーどばしです。









1人でもそうじゃなくても、

声に出して英語を練習するのって少し抵抗がありますよね。



読んだり聞いたり書き写したりという作業も

それなりに面倒なところもありますが、

自分の声を出さなければならない恥ずかしさというのも

また英語学習のハードルの1つです。



別にちゃんと読めているし

だいたい発音もわかっているからわかっているから、

とついつい目で文字を追うだけだったり

なんとなく聞いているだけになったりしてしまいがちです。



さまざまな本やサイトでも言われているように、

音読は効果があります。

2015年3月16日月曜日

英会話のために、英訳する練習してますか?

英語を日本語にするか日本語を英語にするか


こんにちは、トレーナーどばしです。

英単語を覚えるときに、英語から日本語の順にして覚えていますか?
それともその逆の日本語から英語の順で覚えていますか?

学校の英語は基本的に
外国の論文を読む目的で身につける手段として続いてきているので、
基本的に英語から日本語の順で覚えます。

リーディングを上達しようと思ったらこの方法で文章読解できるようになります
。リスニングなどでもこの順番がいいかもしれません。
ただ、それだけやっていると、単語や熟語のイメージ、手触り、生息地域を
つかむには遠回りになってしまいます。
スピーキングやライティングのために、日本語から英語の順番でも覚えましょう。

2015年3月12日木曜日

ビジネス英会話と日常英会話

ビジネス英会話と



こんにちは、トレーナーどばしです。


 英会話スクールやフレーズを集めた本でも、

ビジネス英会話日常英会話はよく区別されます。

旅行先で使う英会話というと何となく想像がつきますが、

ビジネス英会話と日常英会話はそれほどちがうものなのでしょうか。

 ビジネス英語の特徴は、


  • 主に敬語
  • ていねいで固い表現
  • 電話の応対や営業、会議などの細かなシーンを想定した会話

 が挙げられます。

英語ではなく日本語に置き換えて考えてみれば

どれも当たり前のことかもしれません。

実際に会社勤めをするようになるとまわりの人の言葉を自然とまねて、

会社の中での言葉づかいを身につけるようになりますが、

英語そのものになじみがないと、

日常会話となにが違うのかわかりません。

だからビジネスシーンに特化した内容をあらかじめ用意してくれる、

コースやフレーズ集はとても役に立つはずです。



英語にも敬語はある



 とくに学校の英語では敬語については

あまり教えてくれません。

そもそも英語に敬語というかていねいな言い回しがあることを

知らない人も少なくありません。

教科書の例文やフレーズ集などに

乗せられている日本語訳は「私は~」「~です」などのように

固い文章になっていることが多いですが、

実際の英語はずいぶんくだけていたり、ぞんざいな表現だったりします。

デビッド・セイン著の『その英語ネイティブはカチンときます』には

そうした違いがわかりやすく解説されています。

仕事で英語を使わなければいけない人はもちろんですが、

日常会話でももちろん敬語やていねいな表現が

もとめられる場合はあるでしょうから、

で英語をやろうという方もビジネス英会話を参考にしてみてください。

関連記事


2015年3月11日水曜日

ネイティブの英語を聞き取るにはシラブルが大事

シラブルとは言葉の音節


こんにちは、トレーナーどばしです。

シラブルって聞いたことありますか?


1つの音節はいっきに言ってしまう、音のカタマリみたいなものです。


日本語を話すのにあまり音節なんてものを気にしてこなかったのは、日本語の音節はとってもわかりやすいから。 「建物」なら「TA/TE/MO/NO」で4つの音節。そう、1つの文字に1つの音節なんです。



シンプル!小さな「っ」は例外ですけどね。 英語は”building”なら”build/ing”の2つのシラブル。

なんだそれは!とびっくりしてしまいますが、
ただ、音がつづいているときにはシラブルはわかれません。
そう、1つの文字に1つの音節なんです。


シラブルというのは音節のことです。




シンプル!小さな「っ」は例外ですけどね。
英語は”building”なら”build/ing”の2つのシラブル。
そう、1つの文字に1つの音節なんです。




英語は母音1つにつきシラブルも1つになるんです

しゃべりことばにはかかせないシラブル



理屈ではそうなのか、

と思ってもわかるようなわからないような、ですよね。
でもこれが教科書通りじゃない
英語の「フラップT]だとか
「リエゾン」というやつにつながるんでしょう。
シラブルを意識して話していると、自然とそうしたしゃべり言葉になってしまいます。




「消音」だとか「リダクション」だとか






学校ではスルーされるシラブル




このシラブルは辞書を調べれば必ず出ているのですが、学校の授業などで取り上げられることはほとんどありません。
この前ネイティブの男の子となんとなくシラブルや発音について話す機会があったのですが、発音記号は知らないと言っていましたが、シラブルについてはどうも当然のように気をつけているようでした。

私たちが文章を見ながら英語を音読するときには
なんとなく漫然と我流の英語で繰り返し練習してしまいがちです(英語の音読で気をつけることとは?


なんとなくこういってるっぽいな、というふうに。
単語が並んでいる英文をシラブルを意識して読むことなど学校で教わることもありません。

でもシラブルは基本的に母音1つにつき1つずつだと考えながら、
あるいは辞書で調べて確認して音読を繰り返していれば慣れてしまいます。

シラブルを意識しながら音読する方法については「英語のシラブルを意識するコツをつかむための原則とは?」の記事を参考にしてみてください。
では実際にシラブルを使った音読練習をしてみませんか?(シラブルも発音もアクセントもまとめて解決!シラブル発音文」で英語の練習をしよう!」)




2015年3月10日火曜日

ネイティブに近いスピーキングをするために意識するべきこと。~シャドーイング~

英語の息づかい


こんにちは、トレーナーどばしです。


それだけ英語は話すときの息がどんなふうにノドから口を抜けてきたかに注意しています。

sheなのかseaなのかをはっきり聞き分けるにはその息づかいに注意しないといけません

(この場合はその前にtheがついているかというのも判断材料になりますけどね⇒冠詞の役割とは?)。


  英語は日本語よりも多くの息を吐いて話します。

もちろん国によって、地域によって差はあります。

アメリカの方がイギリスよりもたくさん息を吐いて話すようです。




話せると聞ける


  100%そうだとは言い切れないのですが、発音アクセントは自分で表現できないものは聞き取るのも難しくなると思います。能力的に不可能というよりは、想像しづらいから聞き取りにくくなるのでしょう。なんにしてもネイティブの人に近い息の量を出すようになれた方が相手にも伝わりやすくなるし、相手の言うことも聞き取りやすくなります。
  といってもネイティブの人が常に近くにいる環境で生活している人はそれほど多くはないですから、そんなときはインターネットの動画を見たり、CDがついている教材を買って聞いてみるといいでしょう。繰り返し繰り返し息づかいに集中して聞いてください。


シャドーイング


 もう少しやりごたえのあるトレーニングがしたいという方はシャドーイングをお勧めします。シャドーイングは通訳のトレーニング方法として広く知られているものです。音源の声に1秒くらい遅れて追いかけるように声をまねていく練習です。英語独特のリズムも身につき、発音などにも気をつけて何度も繰り返しやっていると自然な英語に近づいていきます。

 いきなり何も見ずに後を追いかけていくのは少し難しいかもしれないので、最初はテキストを見ながら音読していくといいかもしれません。慣れてきたらテキストなしで追いかけていきましょう。

チャンクを意識するとさらにスピーキングやリスニングへの効果も上がるはずです(英会話の独学に有用な「チャンク」とは)

あとヘッドホンやイヤホンを使った方が息づかいをよりはっきり聞き取れるのでいいですよ。

関連記事

2015年3月7日土曜日

英語のリスニングを飛躍的に上げるアクセントについて


こんにちは、トレーナーどばしです。


アクセントの力




少し前にこのブログで、日本語と英語の発音のちがいついてふれましたが、

しっかりフォニックスを練習したのにもかかわらず、

それでも英語がききとれない、そう言われる方も少なくないかもしれません。

あんなに地道なトレーニングをしたのに・・・。





大丈夫です

決して発音の練習が無駄なのではありません。

リスニングに必要な力はいくつかの要素がありますが、

音に関する大事な要素としてアクセントをもっと気にする必要があります。






 日本語でも地方によって単語のどこにアクセントをおくかが違うので、

出身の異なる人のアクセントに違和感を覚えることはあります。

でも英語はもっとアクセントが大事です。






平たい日本語と波のある英語






野球選手のイチロー選手がアメリカに行ったとき、

さかんに「チロー」とイにアクセントをおいて

アメリカの人たちが呼んでいるのを聞いたことがあるかもしれません。





日本ならひらたくイチローと言いますよね。

英語にはほとんどの単語にどこかしら強く言う文字があります。








英語のアクセントを目に見える形に






 たとえば、

 Drinking three cups of coffee a day reduces risk of heart attacks.

 (1日あたり3杯のコーヒーを飲むと心不全になる可能性が低くなる) 

 ※3/3のNewsweekのTwitterより




 という文章をアクセントがおかれる部分を大文字に直してみるとこうなります。


 dRInking thREE CUps Of COffee a DAy reDUces RIsk Of HEart aTTAcks.

 英語独特のリズム感というかウェーブはこのアクセントによって生まれてきます。




話すときにアクセントがなかったり違うところにあると

ネイティブの人には聞きづらくなりますし、聞くときに意識しないと

なんとなく音はわかるのに

ほとんど何を言っているのかわからないということになります。




 アクセントは

ちゃんと意識するようにしていればそれほど時間がかからず身につく

ものだと私は思っています。



日本語を母国語とする私たちにはピンと来ないので、

「あぁ、アクセントが大事らしいね」くらいに頭ではわかっていても

軽く流してしまいがちです。



でも、ていねいにアクセントを拾うことで英語の聞こえ方はがらりと変わってきます。

ひとつひとつの単語のアクセントを気にしなければならないのは

初めは面倒に思えるかもしれませんが、

そのほんのちょっとの工夫でグンとリスニングの幅が広がります


発音とアクセントを両方意識して練習するなら、当ブログオリジナルの「シラブル発音文」をお試しください。さらに音節(シラブル)まで練習できてしまいますよ。シラブル発音文の例はいくつもこのブログにありますが、とりあえず下の記事を参考にしてください。




「菓子」を英語にすると?"confectionary"よりもくだけた言い方。

「つるつる」や「ざらざら」、「ごつごつ」など物の表面の状態を表す英語特集。


その感覚をあじわってもらえたらうれしいです。















2015年3月1日日曜日

英語発音のカギとなる子音を攻略するカンタンな方法を紹介します

 rやlの発音とかアの発音が

いくつもあったりだとか、
容赦なく外国語の壁をつきつけてくる英語の発音ですが、

意外に見落とされがちでしかも大事なポイントについて

お話したいと思います。







子音と母音をそれぞれ発音する英語



 こんにちは、トレーナーどばしです。


日本語は「ねこ」ならば「NE・KO」のように、

子音と母音をまとめて発音する言葉です。



そんなの当たり前のことをわざわざ言うということは、

そうです、英語は子音と母音を別々に発音する意識が必要なんです。



かりに「ねこ」の発音ならば、

「N・E・K・O」のようにです。ちょっとピンと来ないかもしれません。


「A・I・U・E・O」の母音だけを発音するのは私たち日本人も意識しないでもできます。

ではナ行の「N」だけ、カ行の「K」だけを言ってみるとなるとハタと困惑してしまいます。



英語のシラブルもこの子音と母音をバラバラに発音するところを知っていないとうまく身につきません(英語のシラブル(音節)がきっとあなたのリスニングを上達させてくれる)



 子音だけ発音するというのはどういうことなのか、

今回はそのイメージを少しでもお伝えできたらと思います。



 子音だけ発音するとはつまり、


 息が通る音


 なのです。

 息が口の外に出る間のうちに、

口の内側のどこかの隙間を抜けたり


どこかにためていたものを一気に放出されたりしたときの音です。


だから英語は日本語よりも多くの息をつかいます(英語の発声について




そこに母音の音をつけないでおくと

子音だけの発音になります。

こう言葉で説明するとなんだか難しく聞こえますが、

実は私たち日本人も日常の中で使っているんです。

 たとえば、寒いときに指先を暖めようと

息を吐くときにどんなふうにするでしょうか?



「はぁ」っていう感じじゃないでしょうか。

活字にすると「はぁ」になってしまいますが、

このときの「はぁ」は困惑したときに言う「はぁ?」

のようにはっきり「HA・A」と言いませんよね。



これが子音だけ発音する場合と母音も一緒に発音しているときのちがいです。

ちなみに寒いときに出す「はぁ」は英語の”h”の発音になります。

「彼女の」という意味の”her”なんかはこの「はぁ」の音から始まるわけです。

 そのほかの子音についても私たちが日常的に使っているものを

応用してできるものが多いので、

まとめて紹介したいと思います。






子音の発音のコツ





  •  /h/ (hat, who, hearなど) →寒いときに息を吐くときの「はぁ」
  • /ʃ/ (she, sheep, officialなど) →静かにして、というときの「しぃー」
  • /s/ (sit, see, alsoなど) →つまようじで歯の間を掃除するときの「しー」
  • /b/ (box, bag, globeなど) →マンガなどでびっくりして飲んでいたものを吹き出すときの「ぶっ」
  • /p/ (put, pool, cupなど) →おかしくってつい吹き出してしまったときの「ぷっ」
  • /t∫/  (check, chocolate, attachなど) →気に食わないことに舌打ちするときの「ちっ」
  • /k/ (cook, look, careなど) →マンガなどで含んで笑うときの「くっくっ」
  • /g/ (good, get, bagなど) →お腹を殴られたときの「ぐっ」
  • /n/ (know, never, thingなど) →考え事をするときの「んー」
  • /m/ (morning, more, roomなど) →牛の鳴き声をまねするときの「んもー」
  • /η/ (morning, thing, longなど) →のどに食べたものを詰まらせてしまったときの「んぐっ」
  • /ts/ (lots, let's, it'sなど) →体のどこかをちょっとぶつけたときの「っつ」



  ほかの子音はほとんど日本語と一緒かまったく日本語にない発音の仕方です。




  • /θ/ (thought, thing, grothなど) →舌のほんの先だけぺろっと出して息を吐きだす
  • /б / (that, though, motherなど) →舌のほんの先だけぺろっと出してのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /t/ (take, stone, setなど) →舌の先を上の歯ぐきの内側にくっつけたあと、息を吐きだして弾く
  • /d/ (do, dive, goodなど) →舌の先を上の歯ぐきの内側にくっつけたあと、のどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /z/ (nose, rose, hisなど) →”s”の息づかいをしながらのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /f/ (fox, food, roofなど) →悔しくてくちびるをかむようにして息を吐きだす
  • /v/ (violet, cover, moveなど) →悔しくてくちびるをかむようにしてのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /dz/ (goods, needs, sendsなど) →”ts”の息づかいをしながらのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /l/ (lot, television, littleなど) →舌の先を上の歯ぐきの内側にくっつけたあと、のどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /r/ (roof, door, hearなど) →舌の奥を引っ込めてのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /w/ (what, which, wulfなど) →くちびるをすぼめてのどをヴーっと震わせて息を吐きだす
  • /j/ (cute, juce, muteなど) →日本語の「や・い・ゆ・え・よ」
  • /d3/ (judge, June, jobなど) →日本語の「じゃ・じ・じゅ・じぇ・じょ」
  • /3/ (version, television, visionなど) →日本語の「じゃっ・じっ・じゅっ・じぇっ・じょっつ」を切れよく


子音はこんな感じです。人がいないところで何度も練習してみましょう!


また、音読をする際にはシラブルを意識するといいでしょう。「英語のシラブル(音節)がきっとあなたのリスニングを上達させてくれる」や「英語のシラブルを意識するコツをつかむための原則とは?」の記事をよければ読んでみてください。


2015年2月25日水曜日

英語の語順についてのお話






こんにちは、トレーナーどばしです。


 「英語脳」って言葉をたまに聞きますよね。

英語を英語のまま理解するというのは、

わかるような気もするけど、なんとなくピンとこないかも。



 英語と日本語の距離はその他の外国語と比較しても

かなり離れていると言われています。



それは発音や文法などの違いが大きいということです。

確かにrやlの発音(子音の発音のコツについて)や不定詞だの関係代名詞だのといったことを

思い浮かべてみれば、英語という言語が私たち日本語を母国語とする人にとっては

大きな隔たりを感じます。語順もそのひとつです。








きっちり主語や動詞状態動詞と動作動詞を知っていますか?の位置がきまっている英語と、

比較的ルーズでも大丈夫な日本語。
そこを甘く見ていると痛い目を見てしまいます。



 
 学校の英語の教科書にしても、

多くの英語学習の本にしても、英語と自然な日本語の対訳がのせられています。

そして覚えるべき単語だけをピックアップして意味と発音が説明してあります。




文章全体の意味を理解し、必要(と思われる)単語を学ぶ方法として

とても効率的だと言えるかもしれません。





 
 ただこの方法だけをとっていると、

自分でも気づかないうちに落とし穴にはまってしまいます。



英語を勉強したことのあるなら多くの人が経験したことがあるでしょう、

なんとなく言っていることはわかるけど、いまいち頭にスッと入ってこない」感覚です。




これは日本語とはまったく異なる英語の語順を無視して、

それぞれの単語や熟語のつながりを意識できなくなっているからです。




まとまったスムーズな日本語訳にだけ慣れてしまうと、

単語や熟語がほかのものとどうつながっているのか考える習慣が身につきません。






その結果、単語や熟語を自分で調べても、

ひとつひとつが点でポツンポツンと並んでいるように感じられ、

文全体の意味やイメージが伝わってこなくなります。



 
 これを防ぐためには、よく言われている「文の頭から訳す」や、

スラッシュ訳をする必要があります。




スラッシュ訳とはある程度の意味のカタマリでまとめて、

そのまとまりごとに意味を理解してつなげていく方法です。

私としてはチャンクを自分で作りながらの方が柔軟性のある英語が身につくと思いますが(英語学習で「チャンク」が欠かせない理由)、大事なのは英文和訳などでやるようなまとめて読んでから訳すような方法をやらないということです。



つまり英語脳で先に結論を言ってしまう言葉の構造に慣れるということです。

また、ひとつひとつの単語や熟語が持っている意味を前後のつながりから理解するということです。

ついつい軽く見てしまいがちなtoやinなどの前置詞のイメージも大切にします。






 たとえば、

 He closed his eyes with a peaceful look.

彼は・~を閉じた・彼の・目を・~で・穏やかな・面持ちで




 冠詞(冠詞の役割とは?)についてはいちいち「ひとつの」とか「その」とつけるとうるさくなってしまうので

必要なとき以外は後ろの単語につけます。



ただ、バラバラにしたままだとスピーキングやリスニングなどのときにかなり脳に負担がかかってしまい、情報処理が困難になるので自分が覚えやすい単位でまとめるといいでしょう英語学習に欠かせない「チャンク」を知っておこう)。




日本語訳で助詞の部分が重なったりしてしまうことについては

初めは少し違和感がありますが、

単語のつながりをわかりやすくするためにはあってもいいでしょう。



 
 また自分で辞書で単語を調べても、

どれがその文章にあてはまる訳なのかを見つけ出すのはひと苦労するでしょう。




上の文でlookを面持ちと訳しましたが、

私が文脈上ふさわしいと思ってつけた訳なので、

あまり辞書には載っていないかもしれません。



あまり辞書の訳文に頼り切ってしまうとなかなか英単語のセンスが身につきません。

どうやって辞書を調べてぴったりな日本語を見つけるのかということについては、

また別の機会にお話ししたいと思います。




 このように文章の頭から英語を理解しようとする方法については、

『英語はインド式で学べ!』という本で詳しく紹介されています。




 ひとつひとつの単語がその文章で伝えてくれようとしている意味を

ていねいに拾ってあげる作業は、きっと遠回りに見えて英語のセンスを磨く

近道なのではないでしょうか。



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英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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