こんにちは、トレーナーどばしです。
アクセントの力
しっかりフォニックスを練習したのにもかかわらず、
それでも英語がききとれない、そう言われる方も少なくないかもしれません。
あんなに地道なトレーニングをしたのに・・・。
大丈夫です。
決して発音の練習が無駄なのではありません。
リスニングに必要な力はいくつかの要素がありますが、
音に関する大事な要素としてアクセントをもっと気にする必要があります。
日本語でも地方によって単語のどこにアクセントをおくかが違うので、
出身の異なる人のアクセントに違和感を覚えることはあります。
でも英語はもっとアクセントが大事です。
平たい日本語と波のある英語
野球選手のイチロー選手がアメリカに行ったとき、
さかんに「イチロー」とイにアクセントをおいて
アメリカの人たちが呼んでいるのを聞いたことがあるかもしれません。
日本ならひらたくイチローと言いますよね。
英語にはほとんどの単語にどこかしら強く言う文字があります。
英語のアクセントを目に見える形に
たとえば、
Drinking three cups of coffee a day reduces risk of heart attacks.
(1日あたり3杯のコーヒーを飲むと心不全になる可能性が低くなる)
※3/3のNewsweekのTwitterより
という文章をアクセントがおかれる部分を大文字に直してみるとこうなります。
dRInking thREE CUps Of COffee a DAy reDUces RIsk Of HEart aTTAcks.
英語独特のリズム感というかウェーブはこのアクセントによって生まれてきます。
話すときにアクセントがなかったり違うところにあると
ネイティブの人には聞きづらくなりますし、聞くときに意識しないと
なんとなく音はわかるのに
ほとんど何を言っているのかわからないということになります。
アクセントは
ちゃんと意識するようにしていればそれほど時間がかからず身につく
ものだと私は思っています。
日本語を母国語とする私たちにはピンと来ないので、
「あぁ、アクセントが大事らしいね」くらいに頭ではわかっていても
軽く流してしまいがちです。
でも、ていねいにアクセントを拾うことで英語の聞こえ方はがらりと変わってきます。
ひとつひとつの単語のアクセントを気にしなければならないのは
初めは面倒に思えるかもしれませんが、
そのほんのちょっとの工夫でグンとリスニングの幅が広がります。
発音とアクセントを両方意識して練習するなら、当ブログオリジナルの「シラブル発音文」をお試しください。さらに音節(シラブル)まで練習できてしまいますよ。シラブル発音文の例はいくつもこのブログにありますが、とりあえず下の記事を参考にしてください。
「「菓子」を英語にすると?"confectionary"よりもくだけた言い方。」
「「つるつる」や「ざらざら」、「ごつごつ」など物の表面の状態を表す英語特集。」
その感覚をあじわってもらえたらうれしいです。
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