「シラブル発音文」とは?
こんにちは、トレーナーどばしです。本当に英語の発音やアクセントってマスターが難しいですよね。
おまけに文字のつづりと発音が一緒だったり違ったり、
そこがまたややこしいところでもあります。
そこで、少し前から私が考えた「シラブル発音文」というのを
紹介したいと思います。
細かいことは後回し。実際に見てもらいましょう。
HIi-REk-ənd-ai-YUust-tu-sMOuk-əz-WEl
これのもとの英文が以下のようになります。
He reckoned I used to smoke as well.
(彼は僕もよくタバコを吸う人だと思っていたようだ)
いくつかポイントがあるのでひとつずつ見てみましょう。
まず、文の最初だけでなく、ところどころに大文字があります。
HIi-REk-ənd-ai-YUust-tu-sMOuk-əz-WEl
これはアクセントの位置です。強く発音します。
次に、
HIi-REk-ənd-ai-YUust-tu-sMOuk-əz-WEl
発音記号やフォニックスをもとに、日本人にはなじみ深いローマ字読みに変換しています。
また、
HIi-REk-ənd-ai-YUust-tu-sMOuk-əz-WEl
発音記号”j”は日本語のヤ行に近いので、
”y”に変換されています。その他の子音は英語発音の子音そのままです。
また、あいまいに発音するあいまい発音(シュワ―)の部分は”ə”になっています。
そして、ハイフンで区切っているところ、
HIi-REk-ənd-ai-YUust-tu-sMOuk-əz-WEl
これは英語のシラブル(音節)です。音のカタマリです。くっつけて発音する単位です。
シラブル発音文のルールをまとめると次のようになります。
- 基本的にローマ字の読み方で読む
- 大文字になっているところがアクセント。(アクセントが大切な理由とは)
- ハイフンはシラブル(音節)(シラブルって?)の区切り
- “ə”はあいまい発音。アとオとエを混ぜた発音
- “THZ”は”that”の”th”の発音
- 母音1個は口をあまり開かず短く、2個は口を大きく開けて、3個は伸ばして発音(子音の発音のコツ)。日本語に近い感覚にすると、母音1個が「っ」で2個がふつう、3個で「ー」という感じ
- 始めのころはかなりゆっくり音読。徐々に速く。目指せ早口。
実際にシラブル発音文で音読の練習をしてみたい方は、当ブログの「著名人の英語の名言でレベルアップ」の記事もよかったらご利用ください。⇒サイドバーの「実用向け英語解説」の中にリンクがあります。
自分でリスニングやスピーキングの練習をしていてシラブルをどう意識するのかについては、
「英語のシラブルを意識するコツをつかむための原則とは?」の記事を読んでみてください。
助かります。ありがとうございます。
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