2015年4月22日水曜日

使える英語音読。"Lost in Translation(言語の壁)"を楽しむ洋書で。

こんにちは、トレーナーどばしです。

目に見える形で英語の音読を練習するシラブル発音文と英日ごちゃまぜ文です。このページやサイトマップをブックマークして何度も繰り返し音読しましょう。続けているうちに英語が「できるようになっている」自分に気づくはずです。


今回は”Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words”という本の力をお借りしようと思います。著者はElla Frances Sandersです。



執筆も絵も手掛ける著者のエラ・フランシス・サンダース。本書も自ら絵筆を取っています。世界各地に移り住んで気づいた言語にあるニュアンスの違い。その面白さを書いたものです。




どんな冒頭から始まっているのでしょうか。


目次のタイトル

  1. 原文
  2. シラブル発音文
  3. 英日ごちゃまぜ文
  4. 原文


  5. 原文

    How you do introduce the untranslatable?

    In our highly connected and communicative world, we have more ways than ever to express ourselves, to tell others how we feel and to explain the importance or insignificance of our days.The speed and frequency of our exchanges leave just enought room for misunderstandings, though, and now perhaps more than ever before, what we actually mean to say gets lost in translation.




この文章からどんな印象を受けますか?著者はどんな方なんでしょうね。



それではシラブル発音文です。最初はゆっくり、じっくり発音してみるといいかもしれません。



    シラブル発音文


        ルールに従いながら、音読を繰り返しましょう音読をする理由)。
        • 基本的にローマ字の読み方で読む
        • 大文字になっているところがアクセント。(アクセントが大切な理由)
        • ハイフンはシラブル(音節)(シラブルって?)の区切り
        • “ə”はあいまい発音。アとオとエを混ぜた発音
        • “THZ”は”that”の”th”の発音
        • 母音1個は口をあまり開かず短く、2個は口を大きく開けて、3個は伸ばして発音(子音の発音の説明
        • 始めのころはかなりゆっくり音読。徐々に速く。目指せ早口。




音声を耳で聞いてみたい、という方は下のサイトをおすすめします。読み上げしてくれるサイトの中では比較的スムーズに読んでくれる方だと思います。空欄に元の文をコピペしてください。”
Speed”のタブを使えば速くしたり遅くしたりできます。


どのくらい発音などを覚えたかは今回の分も含んでるシラブル発音文から英語を当てるクイズでチェックです。


次は英語の語順と単語を練習しましょう。英日ごちゃまぜ文です。


英日ごちゃまぜ文

How you do introduce the untranslatable?


In our highly connected and communicative world, we have more ways than ever to express ourselves, to tell others how we feel and to explain the importance or insignificance of our days.The speed and frequency of our exchanges leave just enough room for misunderstandings, though, and now perhaps more than ever before, what we actually mean to say gets lost in translation.


この元の文をところどころ日本語にします。日本語を英語にしながら音読しましょう。


How あなたなら ~しますか introduce the untranslatable?


~では our 高度に connected そして コミュニケーションのやりとりがある 世界, we ~を持っている さらに多くの ways ~より ever to express 私たち自身を, ~すること 伝える  others どう we 感じている and to explain 重要なこと or insignificance of 私たちの 日常 .The speed and 頻度 ~の our exchanges ~をのこしている かろうじて(2語)  room for 誤解, though, それに now ~かもしれない more かつてないほど(3語), what 私たちが actually ~しようとしている to say 迷子になる(2語) ~で translation.





他のところを日本語にしたものもやってみましょう。


どう you do 紹介する 翻訳不可能なこと?


In 私たちの highly つながった and communicative world, 私たちが have more 方法 than これまで ~すること 表現する ourselves, to tell 相手に how 私たち feel それに ~すること 言葉で伝える the importance orどうでもいいこと ~の our days.速さ と  frequency of our やりとり leave just enough 余地 ~の misunderstandings, そうはいっても, and 今 perhaps もっと than ever before, ~のこと we 本当に  mean ~すること 言う gets lost in 置き換え.


今回分も入っている、英単語の意味を当てるクイズで覚え具合を確認!



最後に全体の訳です。参考にしてください。


全体訳

翻訳できない言葉をどう相手に伝えますか?


高度につながりあい、コミュニケーションのやり取りが行われる現在の世界において、私たちには昔よりもずっと自分のことを表現したり、日々の一大事やよしなしごとを説明したりする手段を持っています。やりとりのスピードや頻度のおかげで誤解が生じる可能性はわずかなものになっていますが、それでも、いまだかつてないほど私たちが本当に言葉にしたいことは翻訳できずに迷子になっています。


でも、同じ言語を話していても気持ちが行き違うことなんてしょっちゅうですよね。そんなテーマを特に子供とのコミュニケーションに焦点を当てた本を扱った回もよかったらどうぞ。
                   


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運営者紹介

英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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