自分1人で練習して、英語が話せるようになる!聞けるようになる!発音やアクセントと、英単語やフレーズなどを音読する英語教材です。あなたが使える英語を少しずつ増やしていくお手伝いをいたします。
以前、日常から抜け出し世界中を旅するにはどうしたらいいか、という本を取り上げました回がありましたが(英語音読教材。忙しい日常を放り出して世界中を旅行する。そんな方法を教えてくれる洋書で。)、30回目の今回は私がいつかは行ってみたい町の1つ、ロンドンを手書きで表現した地図の本を紹介します。
タイトルは”The Island: London Mapped”で、著者はStephen Walterです。地図製作者の著者が自分独自の視点でロンドンの通りを事細かに描き表わしています。ロンドンに行ったことがある方、興味のある方はきっと楽しめるはずです。
その著者の言葉をきょうの英文にしたいと思います。
きょうの英文
Looking back, I see this work as that of a young, maybe naive man. Were I to approach the work again, the map would be different. London is a living entity that evolves continually, and I too have change. Also, soon after its completion, I remember serving up a pre-emptive snipe at the snobbery that surrounded Wikipedia at the time-talking up the role that the platform played in my research a little too much.
いろいろなたとえを使った文章ですね。好奇心についての本”A Curious Mind: The Secret to a Bigger Life”の文章も比喩を使った文章です。レトリックの参考になります。
まずはシラブル発音文です。きょうの英文の発音やアクセントを英語独自のシラブルに乗せて音読しましょう。
シラブル発音文
- ルールに従いながら、音読を繰り返しましょう(音読をする理由)。
- 基本的にローマ字の読み方で読む
- 大文字になっているところがアクセント。(アクセントが大切な理由)
- ハイフンはシラブル(音節)(シラブルって?)の区切り
- “ə”はあいまい発音。アとオとエを混ぜた発音
- “THZ”は”that”の”th”の発音
- 母音1個は口をあまり開かず短く、2個は口を大きく開けて、3個は伸ばして発音(子音の発音の説明)
- 始めのころはかなりゆっくり音読。徐々に速く。目指せ早口。
つぎは語いを増やす音読です。
英日ごちゃまぜ文
英語の部分はそのまま、日本語の部分は英語に直しながら音読しましょう。つまり声に出すのは全部英語です。英語が出てこないときは上の文で確認すればOKです。発音とかは先ほどのシラブル発音文を思い出したり、やり直したりしながら音読してみてください。
見返してみると(2語), I 見ている this work ~として that of a 若者, maybe 無邪気な man.
~だとすると 私が to approach the 仕事 again, the 地図 would be 違っている.
London ~だ a living 存在 that 少しずつ進化する continually, and 私は too have changed. それに, soon after それの(地図の) completion,
I 覚えている serving up a 優先的な(2語) snipe at the 俗物根性 that 取り囲んでいた Wikipedia その当時-talking up the 役割 ~という the platform 果たしていた in my 調査 a little too much.
~だとすると 私が to approach the 仕事 again, the 地図 would be 違っている.
London ~だ a living 存在 that 少しずつ進化する continually, and 私は too have changed. それに, soon after それの(地図の) completion,
I 覚えている serving up a 優先的な(2語) snipe at the 俗物根性 that 取り囲んでいた Wikipedia その当時-talking up the 役割 ~という the platform 果たしていた in my 調査 a little too much.
別の部分を日本語にしたものも音読しましょう。
Looking back, 私は see この 仕事を as ~のもの(2語) a young, たぶん naive 男.
Were I ~すること 取りかかる the work ふたたび, the map ~だろう ~になる different.
ロンドンは is a 生きている entity that evolves 継続的に, and I ~も 変わっている(2語).
Also, ~して間もなく(2語) its 完成, 私は remember 蒸し返していること(2語) a pre-emptive 中傷 ~で the snobbery ~ということ surrounded ウィキペディア at the time-話題にする(2語) the role that the 土台 played in my research 行き過ぎなくらいに(4語).
Were I ~すること 取りかかる the work ふたたび, the map ~だろう ~になる different.
ロンドンは is a 生きている entity that evolves 継続的に, and I ~も 変わっている(2語).
Also, ~して間もなく(2語) its 完成, 私は remember 蒸し返していること(2語) a pre-emptive 中傷 ~で the snobbery ~ということ surrounded ウィキペディア at the time-話題にする(2語) the role that the 土台 played in my research 行き過ぎなくらいに(4語).
キーポイント
- 見ている様子に"see"が使われています。lookやwatchのように視線を向けているのではなく、ぼんやりと見ている感じのようです。(「見る」の違いについて)
- "Were I to approach the work again"は仮定法というやつですね。実際には起こりえない状況を言い表しています。つまり、著者としては二度とやるつもりがないという気持ちがあらわれているんでしょうね。
- 「中傷する」を意味する英語は"culmniate"やtraduce"などいろいろありますが、スナイパーの"snipe"にすることで狙い撃ちされた感じが出てきますね。中傷するには"stab"もあります。"stab"はスポーツと語学学習の関連について書かれた本の回ではもともとの「突く」という意味で使われていました。こちらの中傷は相手を突き刺すイメージですね。
さいごに全体訳で意味を確認しましょう。
全体訳
今見返してみると、若い仕事だなと思う。無邪気な人のようだ。もしこの仕事にまた取りかかるとしたら、違った地図になることだろう。ロンドンは脈打つ存在であり、日々絶えることなく少しずつ発展している。また、地図が完成した直後、ウィキペディア界隈の俗人たちが自分たちがやらなくてどうするとばかりに、私の調査においてそうした土台が果たした役割が相当に大きいとあげつらっていたことを思い出す。
おすすめ記事>ロンドンの古地図についての洋書で英語学習(「"view"や"seat"や”home"のあまり知られていない意味について。」)
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