英語が話せるようになる!聞けるようになる!日本でまだ和訳されていない洋書の冒頭などを使って、英語のアクセントや発音、そして単語を身につける音読トレーニングの連載です。
どうすれば英会話ができるようにわからないなら、このトレーニングを反射的に口に出るまで音読していれば、きっと英語が話せるようになっていますよ。
自前でピザ釜からピザを作ってしまおうという本でトレーニングしたことがありましたが、今回はパンです。おいしいパンを自宅で、という本です。著者はJeff HertzbergとZoë Françoisで、タイトルは”The New Artisan Bread in Five Minutes a Day: The Discovery That Revolutionizes Home Baking”です。
今、Amazon.comのホームベーカリーの部門で1位になっているベストセラーです。
『1日5分でできる職人が教える新しいパン。ホームベーカリーを革命的に変える発見』といったところでしょうか。ゾーイは著名なシェフで、ジェフは物理学者でのパン愛好家。そんな2人がキッチンを研究室にして、おいしいパンを追究した本です。
- 今日の英文
- シラブル発音文
- 英日ごちゃまぜ文
- 全体訳
- 基本的にローマ字の読み方で読む
- 大文字になっているところがアクセント。(アクセントが大切な理由)
- ハイフンはシラブル(音節)(シラブルって?)の区切り
- “ə”はあいまい発音。アとオとエを混ぜた発音
- “THZ”は”that”の”th”の発音
- 母音1個は口をあまり開かず短く、2個は口を大きく開けて、3個は伸ばして発音(子音の発音の説明)
- 始めのころはかなりゆっくり音読。徐々に速く。目指せ早口。
では本の中身をちらっと見てみましょう。
今日の英文
When dough is mixed with adequate water(this dough is wetter than most you may have worked with), it can be stored in the refrigerator for up to two weeks(enriched or heavy doughs can't go that long but can be frozen instead).And kneading this kind of dough adds little to the overall product; you just don't have to do it.
研究の成果を書いている部分ですね。ではさっそく英語の音の練習から入りましょう。
シラブル発音文
- ルールに従いながら、音読を繰り返しましょう(音読をする理由)。
- どうでしたでしょうか。あせらず、何度も音読しましょう。
英日ごちゃまぜ文
When dough is mixed with adequate water(this dough is wetter than most you may have worked with), it can be stored in the refrigerator for up to two weeks(enriched or heavy doughs can't go that long but can be frozen instead).And kneading this kind of dough adds little to the overall product; you just don't have to do it.
次は英日ごちゃまぜ文です(英語の語順のまま、文章で単語を覚える理由)。日本語と英語の橋渡しをして、英語を話せるようになりましょう。
英語の部分はそのまま、日本語の部分は英語に直しながら音読しましょう。つまり声に出すのは全部英語です。英語が出てこないときは上の文で確認すればOKです。発音とかは先ほどのシラブル発音文を思い出したり、やり直したりしながら音読してみてください。
When 生地 is 混ぜられる ~で adequate water
(this dough ~だ もっと水分が多い than most あなたが may ~してきた やっていた with),
it ~できる be 保存される in 冷蔵庫 for up to 2 週間(栄養強化した or heavy 生地 can't もつ that long でも できる be 冷凍 instead)
And こね上げ こんな かんじの~(3語) dough 大きくなる ほとんど~ない to the overall product; あなたは まったく~しない(2語) have to する それを.
意味をつかむためのヒント
※When dough is mixed...は生き物ではないものが受身形になっていますね。あまり日本語にはない感覚なので慣れていきましょう。
※And kneading this kind of dough adds little to the overall product, はちょっと意味がつかみにくいかもしれません。kneading this kind of doughまでが主語です。「このような生地をこねることは、・・・」とつづきます。adds littleもちょっとピンと来ないかもしれませんが、littleで後から否定しています。
他の部分を日本語にしたものも練習です。
~のとき dough ~だ mixed with 適量の 水
(この 生地は is wetter ~よりも もっとも you ~であろう have worked ~で),
it can ~になる stored ~の中で the refrigerator ~まで(3語) two weeks(enriched あるいは ずっしりとした doughs ~できない go そんな 長く but can ~になる frozen そのかわり).
And kneading this kind of 生地 adds little ~に 全体の できあがりのもの; you just don't ~しなければならない do it.
(この 生地は is wetter ~よりも もっとも you ~であろう have worked ~で),
it can ~になる stored ~の中で the refrigerator ~まで(3語) two weeks(enriched あるいは ずっしりとした doughs ~できない go そんな 長く but can ~になる frozen そのかわり).
And kneading this kind of 生地 adds little ~に 全体の できあがりのもの; you just don't ~しなければならない do it.
- どのくらい語いを覚えたかの目安に、今回分を含んだクイズをどうぞ!
それでは最後に私が全体を訳してみたものをのせておきたいと思います。
全体訳
適量の水で生地を混ぜれば(このとき、きっとこれまであなたがパンを作ってきたなかで、一番入れすぎたと思ったときよりも、水は多めになるでしょう)、冷蔵庫で2週間は保存することができます(栄養強化したものや、重い生地はそこまで長持ちしませんが、そのかわりに冷凍できます)。また、こうした生地はこねてしまえば、できあがりまでしなければならない行程がほとんど省けます。
自宅でおいしいパンが作れたら毎日楽しいですねぇ。
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