2015年5月3日日曜日

使える英語音読。アウトドアで鳥や植物の絵を描く技術を教えてくれる洋書で。

英語が話せるようになる!聞けるようになる!日本でまだ和訳されていない洋書の冒頭などを使って、英語のアクセントや発音、そして単語を身につける音読トレーニングの連載の14回目です。反射的に口に出るまで音読していれば、きっと英語が話せるようになっていますよ。


今回の本は、2009年に出版された”How to Keep a Naturalist's Notebook”という本です。著者はSusan Leigh Tomlinsonです。



私は森林インストラクターという資格を持っているので(活動はほとんどしてないですけど)、山とかに行ったときに、写真もいいけど、自分で絵が描けたらいいなぁという願望を込めてこの本を選びました。


大学でそうした絵を描く技術を身につけた著者がそのテクニックを教えてくれる1冊です。


目次

  1. 今日の英文
  2. シラブル発音文
  3. 英日ごちゃまぜ文
  4. 全体訳

  5. それでは本文をかじってみましょう。

    今日の英文


    You don't need a lot of gear to get started on your journey into learning about nature. As Greg Brown points out in his song "Two Little Feet," John Muir went into the mountains with an old overcoat and a crust of bread, and he seemed to do all right. As much as I love gear, I have to remind myself sometimes that it isn't about having a lot of stuff:





    シラブル発音文


    まずはシラブル発音文で発音やアクセントの練習をしましょう。

      ルールに従いながら、音読を繰り返しましょう音読をする理由)。
      • 基本的にローマ字の読み方で読む
      • 大文字になっているところがアクセント。(アクセントが大切な理由)
      • ハイフンはシラブル(音節)(シラブルって?)の区切り
      • “ə”はあいまい発音。アとオとエを混ぜた発音
      • “THZ”は”that”の”th”の発音
      • 母音1個は口をあまり開かず短く、2個は口を大きく開けて、3個は伸ばして発音(子音の発音の説明
      • 始めのころはかなりゆっくり音読。徐々に速く。目指せ早口。

シラブル発音文がどのくらい身についたか、今回分を含むクイズで確認しましょう。

    英日ごちゃまぜ文


    次は英日ごちゃまぜ文です。(英語の語順のまま、文章で単語を覚える理由)。


    You don't need a lot of gear to get started on your journey into learning about nature. As Greg Brown points out in his song "Two Little Feet," John Muir went into the mountains with an old overcoat and a crust of bread, and he seemed to do all right. As much as I love gear, I have to remind myself sometimes that it isn't about having a lot of stuff:

    英語の部分はそのまま、日本語の部分は英語に直しながら音読しましょう。つまり声に出すのは全部英語です。英語が出てこないときは上の文で確認すればOKです。発音とかは先ほどのシラブル発音文を思い出したり、やり直したりしながら音読してみてください。


    あなたは  don't  ~必要とする  a lot of 道具 ~するために  get started on あなたの journey ~への learning ~について 自然.

    ~のように Greg Brown 指摘している(2語)  in his song

    "2本の  Little 足" ジョン・ミューア went ~へ the mountains ~で an old overcoat そして 耳 ~の パン, and 彼は seemed to する all right. ~はするけど(3語)

     I 大好き gear, 私は have to 言い聞かせる 私自身に sometimes ~だということを it isn't ~のため  持つこと a lot of もの:



    それでは違うところを日本語にしたものもトライ!


    You ~しない need たくさんの(3語) gear to ~を始める(3語) your 旅 into 学ぶ ことabout nature.

    As グレッグ・ブラウン points out ~の中で 彼の 歌

    "Two ちっちゃな Feet," John Muir 行った into 山々 with 古い 外套 and a crust of bread, and he ~のようだった ~すること do 問題ない(2語).

    As much as 私は love gear, I ~しなければならない(2語) remind myself ときどき that it ~ではないと about having たくさん stuff:

    出てきた英単語などが覚えられているか、今回分を含んだクイズでチェック!




    では最後に日本語訳を見てみましょう。

    全体訳


    道具をたくさん揃えなければ、自然を学ぶという旅に出られないわけではありません。グレッグ・ブラウンは”Two Little Feet”の歌の中でこう言っています。ジョン・ミューアは山に出かけるとき、古びた外套を着て持っていくのはパンの耳だけだった。それで足りないものはないらしかった、と。私自身、道具は好きですが、そんなには持つ必要がないのだと、自分に言い聞かせています。






    自分が見た植物や鳥なんかを絵に描けたらかっこいいなぁ、と思う今日この頃です。

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運営者紹介

英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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