こんにちはー、トレーナーどばしです。
今回は短編の小説の英文で行って見ようと思います。
タイトルは”London Tsunami & Other Stories”で、作者はJaq Hazell。
それではLegendという題の話の最初の部分を見てみましょう。
今回の英文
Olly was sick. I wanted to be just like him, but that's not how it works. You've got to follow your own way.
It was dark when we went out-about half-four/five-and I said to Olly,'Innit too icy?' But nothing stopped him. He wouldn't go a day without doing it. He was addicted and practised all the time. That's how he got so good.
I thought we'd walk there, but Olly didn't do walking no more. He had to run-always. He knew every back yard, every walls, railings, drainpipes. The city and its buildings was his world. He owened it.
この英語、こう使おう!
◎”sick”
「何か良くない状態」を表す形容詞の”sick”ですが、一般的には「病気の」という意味が多く使われます。今回も言葉としては外とおりですが、どうやらOllyは体の方ではなく心の方のsickなので「病んでいる」という日本語が近いでしょう。
◎”how”
5W1HのH,「どんな」「どれくらい」といった意味で使われる副詞の”how”ですが、今回はあまり方法や程度について伝えようとしてる使い方ではないようです。「なんとか~のやり方で」といったニュアンスです。
◎”work”
動詞の”work”で意外とよく使われるのが今回のような「うまくいく」「いい感じになる」といった意味です。”success”("success"の使い方とコロケーション)まで大仰でなく、でも思った通りの結果になるようなことをworkで伝えられます。問題なく進んでいることを伝えたいときにこのworkは重宝します。同じようにget"の「~ちゃった」という意味も英会話に便利です(「になる」「された」という意味の英語"get").。
◎”'ve got to ”
意味は”have to”(~しなければならない)と同じです。”have got to”はイギリス英語です。
◎”follow”
”follow”はいろいろな使い方がある動詞ですが、「あとに続く」というイメージです。今回は自分自身のあり方にfollowするので、その事実をあとから「受け入れる」「認める」といったニュアンスになります。
◎”Innit ”
“isnt’it”のノリが軽いバージョンです。「じゃない?」「じゃね?」などなど。
◎”icy”
“clold”よりも寒い状態を伝えたいときに使う形容詞が”icy”です。(寒さに「震える」英単語は?)
◎”go”
基本レベル(だと思っている)英単語をわざわざ辞書で調べるのって、ちょっとプライドが傷つくような気がしてついスルーしてしまいがちです。でもそんな自尊心は要りませんというより邪魔になります。堂々とわからなければ辞書や人に聞きましょう。「行く」という意味とは遠い”go”はけっこうあるんです。
今回のgoは「やっていける」「余裕を持ってやれる」といったニュアンスです。”go the work”なら「その仕事をやっていける」という意味になります。
今回の”addicted”は何か薬物やアルコールなどの「中毒」になっているのではなく、それと似たように「のめり込んでいる」という形容詞的な使われ方です。
◎”practiced”
ただ”do”(する)だけではなく、「習慣的にそれを行って慣れてしまっている」状態を”practiced”と言います。「習い性になっている」という感じでしょうか。
◎”no more”
「もはや~ではない」という日本語がよくつけられますが、"no more"と来たら、それなら代わりにどうなる?という気持ちがわきます。今回はもう走り出してしまうんですね。
◎”railing”
"railing"は柵や手すり、ガードレールなどの意味があるのですが、ちょっとどれか決めるのはこの文章では難しいです。
◎”no more”
「もはや~ではない」という日本語がよくつけられますが、"no more"と来たら、それなら代わりにどうなる?という気持ちがわきます。今回はもう走り出してしまうんですね。
◎”railing”
"railing"は柵や手すり、ガードレールなどの意味があるのですが、ちょっとどれか決めるのはこの文章では難しいです。
こういうのか
それともこういうのか
”drainpipe”は「下水管」「排水管」などに意味もありますが、おそらく地下をOllyは走っていないでしょうし、ロンドンと言うこともあるのでイギリス英語での意味の「雨どい」だと思われます。
全体訳
オリィは変だった。わたしもオリィのようになりたかった。でもそんなのどう頑張ってもできるわけなかった。けっきょく自分は自分らしくないといけない。4時半か5時半、わたしたちが外に出ると暗い。わたしはオリィに言う。「超寒くない?」だけど彼を止められるものなんてない。それをやらない1日なんて耐えられないみたい。のめり込んでずっと何度もやってる。それをしていると機嫌がいい。
わたしはそこらへんを、歩くのだと思ってた。でもそこではオリィはもう歩くなんてことはしなかった。走らないといけない―ずっと。裏庭は全部知ってたし、壁も柵も、雨どいも、全部知ってた。この街と建物はオリィの世界だった。オリィのものだった。
わたしはそこらへんを、歩くのだと思ってた。でもそこではオリィはもう歩くなんてことはしなかった。走らないといけない―ずっと。裏庭は全部知ってたし、壁も柵も、雨どいも、全部知ってた。この街と建物はオリィの世界だった。オリィのものだった。
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