2015年4月25日土曜日

動詞の現在形はこうイメージすればよくわかる!状態動詞と動作動詞による分類。

こんにちは、トレーナーどばしです。



学校などの英語の授業であたりまえすぎてスルーされてしまうことが多い動詞の単純形。よく現在形なんていわれます。なんとなくわかったつもりになっている方が実は少なくないんじゃないかな、と思います。

現在形と言いながら、現在のことを言っていなかったりする。もう一度、動詞の単純形を見直すと、きっと英語のニュアンスがまた一歩身近になるはずです。



この記事を読む前にまず、以前に書いた「状態動詞と動作動詞」や「瞬間動詞と継続動詞」について知っておく必要があります。いかにも英文法の用語っぽくていやだな、と思われるかもしれませんが、内容はそれほどややこしいことを言っているわけではありませんので、ちょちょいと読んで、あぁそんなものかと帰ってきてもらえればうれしいです。こうして品詞を意識するときっと英語の基礎力は上がるはずです(英語学習において品詞を意識するといい理由)。


それでもこれらの動詞の分類がいてくれるだけで、単純形や進行形についてすっきり霧が晴れるように見えてきます。






目次のタイトル

  1. 動詞の単純形って?
  2. 状態動詞の単純形
  3. 瞬間動詞の単純形
  4. 継続動詞の単純形





ではまず単純形とはなんぞやということですが、これは英文法の時制(時間の流れの中でその動詞がどの位置にどんなふうにいるのかということを分類したもの)の形の1つです。単純な現在のことを言っているときに単純現在形なんて言ったりします。単純って何が単純なんだよ、というと単純じゃない現在をいうときが現在進行形となります。



    いったん進行形は置いておいて、今回は単純形について見てみましょう。





      動詞の単純形って?


      わざわざ単純形という言葉を使っていますが、つまり一番私たちに馴染みがあるあの動詞です。”Nick plays basketball.”のplaysや”She is taller than me.”のisだったり。英語の授業からするっと出てきて、過去形の話が出てきて初めてこれまでのは(単純)現在形だったんだと言われるのであまりそれが時制の中でどういう意味なのか教えてくれないこともしばしばです。


      単純形がどんな意味を持っているのか、知りたい!というところで出番なのが状態動詞と動作動詞です。状態動詞の単純形と動作動詞の単純形で、その性格からニュアンスが変わってきます





      状態動詞の単純形


      状態動詞の単純形

      もうそれなりの長さその状態が続いてきていて、これから先もそれが続きそう。

      さっきの”She is taller than me”で言えば、これまでにもうその彼女が私よりも背が高いという状態が続いてきて、私が背を抜くということがそんなすぐにはないだろう、ということですね。
      ほかにも状態動詞で、”I love it”と言ったらそれが大好きな状態が続いていて、すぐにはそれが変わらないニュアンスが含まれています。

      ただ、状態動詞にあるfeel(感じる)やsee(見える)といった動詞はそれ自体が持続性がほかのものより短い意味を持っているので、その時間感覚の中で続いているのだと理解したほうがよさそうです。

      動作動詞の単純形はどのようなニュアンスなのでしょうか。

      瞬間動詞の単純形


      瞬間動詞

      • 今現在、短い時間の中で何度も繰り返し行われる動作を言う。
      • 現在といいながら、実はこれからする、なる、未来のことを言う。


      時制の「進行形」についても知っておきましょう!










      0 件のコメント:

      コメントを投稿

      こんな記事も読まれています

      運営者紹介

      英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

      連絡フォーム

      名前

      メール *

      メッセージ *