2015年7月28日火曜日

"the world"以外の「世界」が使えると、ちょっとかっこいい。その他、"entire"と"all"の違いについてなど。

こんにちはー、トレーナーどばしです。



今回はロンドンの街を”doodle”した本の英文を取り上げたいと思います。”doodle”は「退屈だったり考え事をしているときにするいたずらがき」です。うーん、日本語だとそれほど特定したいたずらがきというのはありませんよね。ちなみに一般的な落書き、いたずらがきは”scribble”です。




今回の本のタイトルが”Doodle London - Doodle a day in one of the greatest cities in the world”です。著者は”Rob Merret”です。




どんないたずらがきかちょっと見てみたい方はAmazon.ukのページには”Look inside”があるのでそちらをのぞいてみてください。




それではロンドンへの愛情あふれる著者のまえがきを見てみましょう。






今回の英文


What is London? London is one of the most culturally vibrant cities in the world. It's also a city of incredible diversity. There are more languages spoken here than alomost anywhere else on the planet-it's like a microcosm of the entire world. You can try different kinds of food from all over the globe and enjoy many international festivals and celebrations year in, year out. You certainly won't get bored in this city!


今回の英文の音声を聞きたい方はこちらのサイトをどうぞ。"Say It"ボタンを押すだけで流れます。













全体訳



ロンドンとは何か? ロンドンほど文化に活気がある町はそうはないでしょう。それとすごい多様性に溢れた町でもあります。きっと地球上のどこよりも多くの言語が話されている場所です。それはまるで全世界の縮図のよう。世界中のさまざまな種類の食べ物にトライすることもできますし、恒例行事のように一年中いろいろな国のお祭りやお祝いごとを楽しむことができます。この町にいて、退屈するなんてまずありえませんね!





そういえば、「ロンドンに飽きた人とは、すなわち人生に飽きた人だ」という言葉がありましたね。




この英語、こう使おう!


vibrant”
”vibrant”は「エネルギーに満ち溢れている」状態を指す形容詞です。「活気がある」「元気な」といった感じでしょうか。今回のように”city”とは相性がいい言葉です。

ロンドンの街をせわしなく行きかう人々を想像しましょう。







”incredible”
“credible”が”in”(~でない)状態なので、基本的には「信じがたいほど」といったニュアンスで使われる形容詞ですが、今回はくだけた口調で「すごい」とか「めちゃくちゃ」とか「とんでもなく」のように程度がかなり大きい様子を表せます。<信じられないくらい>すごかったり、とんでもないくらいだったりするということでしょう。






”the planet”
名詞の”planet”と言えば「惑星」ですが、定冠詞の”the”がつくことによって「この惑星」つまり地球なので、「世界」という意味で使っています。文章の中で「世界」を意味することを書こうとしたとき、”the world”ばかりになってしまうのをこうした言い換えの言葉によって避けられます。







”microcosm”
”microcosm”は「縮図」という日本語がぴったりな名詞です。実際はもっと規模の大きなものをぎゅっと縮小して表現したものがmicrocosmです。


多様な人種や宗教が入り混じった町ということですね。





”entire”
形容詞”entire”は日本語の訳にすると「全体の」「全部の」といった言葉になり、”all”と何が違うんだ?となります。しかし、もう少し英和辞書を見ていくと「完璧な」「完全な」という”perfect”のような日本語も出てきます。entireには「何かについてのすべての部分、要素をひっくるめている」というニュアンスを強調しています。そこがentireの存在意義です。






”try”
「(食べ物を)ためしてみる」という日本語の使い方もあるのでそれほど今回のような使い方も違和感はあまりありませんよね。はっきりとtryに「食べる」という意味があるわけではなく、「どんな感じのものかチャレンジしてみる」といったニュアンスです。

あまり接したことがないような食文化にチャレンジすることができる魅力を伝えようとしています。




”the globe”

”globe”も基本的には「地球儀」という意味の名詞ですが、theがつくとthe worldと同じ「世界」という意味になります。ただ、planetのイメージもそうですが、天体としての「地球」を思い浮かべるので規模の大きさも加えて伝えることもできます。






”year in, year out”
これは決まり文句みたいなものでしょうか。基本的には”annual”のような「毎年恒例の」といったニュアンスになります。今回のようにそれがたくさんともなれば「年がら年中」といった感じになりますね。






”certainly”
「間違いなく」といったニュアンスの副詞です。強調したいときに使いましょう。






”get”
何をいまさら、と言われそうですが、便利な”get”の使い方なのであらためて。getは「手に入れる」といったニュアンスで私たちはインプットしていますが、今回のように”get+過去分詞または形容詞”で「~になる」という使い方がよくされます。”become”のような意味です。ぜひ自分のボキャブラリーに入れておきたい形です。





◎”bored”

「あー、つまんないな」の状態が形容詞の役割になる”bored”です。興味関心がなくなっています。飽きています。退屈しています。

一年中催し物があるロンドンではboreすることがないんですね。




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運営者紹介

英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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