2018年3月20日火曜日

ふりかけを英語にすると?一緒に味や素材の英語も覚えちゃおう!

"furikake"でもいいけれど……


さて、今回はちょっとおかずが物足りないな、というときにとっても助かる「ふりかけ」と、その材料や味を英語にしてみたいと思います。


他のサイトにも書かれているとは思いますが、日本独特の食べ物なので"furikake"でも確かに問題はありません。でも、寿司やてんぷらに比べるとこの固有名詞では「?」と思われてしまうことも少なくないかもしれません。


ということでちょっと説明口調の英語を紹介しましょう。





ご飯にかける、味付きの粉

ふりかけそのものをよく知らない人に説明する場合、「ご飯にかける味が付いた粉」みたいに言ってみると何となく相手に想像してもらえるのではないでしょうか。



まず、「味がついた粉」は

seasoned powder

です。


ん、seasonって「季節」じゃないのって思うかもしれませんが、seasonには動詞もあって「味をつける」という意味があり、他にも「(会話などを)活発にさせる」「油をなじませる」「(材木を)乾燥させる」などの使い方もあります。


今回はその過去分詞形で「味がつけられた」という意味になっています。合わせて味がついた粉となります。


そして「ご飯にかける」は
sprinkling on rice

になります。日本語では粉状のものにも液状のものにも「かける」を使いますが、英語では粉状のものの場合には日本語の「撒く(まく)」にあたるsprinkleになります。その動名詞の形。


そしてon riceで「ご飯の上に」となります。



なのでふりかけというものを初めて聞いた人に説明する場合には、


"It's a seasoned powder for sprinkling on rice."

と言ってみるといいのではないでしょうか。そうするとなんとなく、ははぁなんかご飯にプラスの味つけをするためのもんなんだな、と思ってもらえるでしょう。


日本独自の文化や食事などを海外の人に説明する場合には、国語辞典を英訳するといいかもしれません。










ふりかけの具材を英語にする

さて、塩とかこしょうのものだと勘違いをさせては申し訳がない。



そこで「あ、その粉っていうのは乾燥させて細かくした食材を混ぜてるんだよ」を英語にすると、


"...and the powder is the particles of the dried ingredients"


"particle"が「粒」、"dried"が「乾燥した」、そして"ingredient"が「食材」です。いろんな食材が入るので複数形のingredientsにします。





ははあ、じゃあその食材ってのはどんなものなのかと相手は思うでしょうね。思ってもらったとして、食材の英語を仕込んでおきましょう。



海苔⇒laver(あ、海苔はparticleじゃないか、small strip-shape「小さな短冊形」かな)

ゴマ⇒sesame

ちりめんじゃこ⇒young sardines(お若いイワシ類)

山椒⇒Japanese pepper

鮭⇒salmon

鰹⇒bonito

タマゴ⇒egg

たらこ⇒cod roe(codがたら、roeが魚卵)

ゆかり⇒beefsteak plant that was pickled with plums(梅と一緒に漬けてたシソ)

牛そぼろ⇒ground beef(牛ひき肉)




こんなところでしょうか。好きな味が抜けていたらごめんなさい!ではではー。






















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英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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