2015年10月18日日曜日

「一堂に会する」を英語にしてみる。イメージを大切にしつつ。

こんにちはー、トレーナーどばしです。




今回は慣用句「一堂に会する」を英語にしてみたいと思います。日常の会話でそれほど使う言葉ではありませんが、ニュースなどで耳にしますね。[各国の首脳が一堂に会して…」とか「年に一度、この場所に一堂に会する」といった使い方をします。

意味としては「多くの人が1つの場所に集まる」という意味です。



その意味と言葉のイメージを英語にしてみます。









~簡単に「一堂に会する」を英語にすると~






もしそのニュアンスだけを伝えたいのであれば、馴染みのある単語で表現すればいいでしょう。



get together at(in)




集まるのが場所ならばat、建物の中ならばinにします。





getもtogetherも簡単な単語なので、ニュアンスとしては「そこに集まる」のように少し易しい感じになるかもしれません。それでもニュースなどの言葉にふさわしくないということは全くありません。












~硬めのニュアンスを出して英語にしてみる~





では、「一堂に会する」というちょっと硬めのニュアンスを出したいならばどうでしょう。

この場合には、




assemble at(in)





がいいでしょう。"assemble"には「会合する」「結集する」のように目的を持って集まるニュアンスや、「組み立てる」「まとめる」「整理する」といった秩序立てて1つにするというニュアンスもあるので、より「一堂に会する」のイメージが伝わります。





よく言われることですが、日本語を英語にするときにはそのまま直訳するのではなく、その言葉のイメージをいったんとらえ直してからの方が伝わる英語になります。もちろん英語から日本語にするときも同じです。






単語から単語へという訳し方ではなく、伝えようとしているイメージをつかむ意識は英語上達のポイントの1つになります。

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英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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