2016年1月8日金曜日

世界史で屈指の有能な政治家とされるユリウス・カエサル。その名言で英語を学ぼう。

こんにちはー、トレーナーどばしです。


今回の名言で勉強する英語は、一気に2000年以上の時代を飛んで、ローマの政治家ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)です。


名文筆家でもあったカエサルはこんな人物でした。






ガイウス・ユリウス・カエサル(紀元前100年~紀元前44年)
共和政ローマ時代の政治家であり、軍人、文筆家。
事実上、ローマの帝政を築いた人物であり、初代皇帝アウグストゥスの養父だった。



それでは名言を見ていきましょう。発音などをまとめて表記したものは当ブログオリジナルの「シラブル発音文」です。音読などのときの参考にどうぞ。





It is better to create than to learn! Creating is the essence of life.




シラブルと発音とアクセント


[It-iz-BEt-tər-tu-kri-Eit-thən-tu-Ləəərn! kri-Eit-ing-iz-thzə-Es-sns-əv-LAAif.]




日本語訳


「学ぶよりも創り出す方がいいではないか!創造は人生の本質なのだ」




チャンク



  • it is better to  ~することの方がいい(こっちの方がいい、と好みを主張します)
  • is the essence of life  人生の本質である(主語をいろいろ変えて使えそうです)


















As a rule, men worry more about what they can't see than about what they can.




シラブルと発音とアクセント


[əz-ə-RUUUl, MEn-Wəəər-ri-MOOOr-ə-BAut-hWAt-THZEi-KEAnt-SIII-thzən-ə-BAut-hWAt-THZEi-KEAn]





日本語訳


「概して人は、見えることよりも見えないことについて悩んでしまうものだ」





チャンク




  • as a rule  概して(一般的に、という話をするときに使います)
  • worry more about ~  ~についての方を悩んでしまう(より気にかかってしまうのです)
  • what they can't see  その人たちには見えないもの(わからないものとしてもOKです)






チャンクについての説明は「英語学習するならチャンクを意識しよう!独学ならなおさらチャンクは欠かせない。」をどうぞ。









Which death is preferably to every other? 'The unexpected'.





シラブルと発音とアクセント


[hWIch-DEth-iz-pREf-ər-ə-bl-tu-Ev-ri-ə-thzər? 'thzə-ən-iks-PEkt-it.]




日本語訳


「他の人にとって好ましい死に方とはいずれのものだろうか? 『予想外の死』である」




チャンク



  • is preerably to every other  他の人みんなにとって好ましい(自分以外の人にとってということですね)
  • the unexpected ~   予想外の~(思ってもみなかったというときに使います)
















What we wish, we readily believe, and what we ourselves think, we imagine others think also.




シラブルと発音とアクセント


[hWAt-WIII-WIsh, WIII-REd-ə-li-bi-LIIIv, ənd-hWAt-WIII-AAAr-SElvz-THInk, WIII-im-EAj-in-A-thzərz-THInk-OOOl-sou]



日本語訳


「私たちは自分が望んでいるものはいともたやすく信じ込んでしまうし、自分自身が考えていることは人も同じだろうと思ってしまう」



チャンク



  • what we wish  私たちが望んでいること(こうだったらいいな、ということです)
  • we readily believe  簡単に信じてしまう(思い込んでしまうでもいいいです)⇒"believe"の使い方、コロケーション
  • what we ourselves think  私たち自身が考えていること("ourselves"がついているので、自分の中だけでということが強調されます)
  • others think also  他の人もそう考える(これだけで、「他の人も同じように思うよね」と使えますね)













Cowards die many times before their actual deaths.





シラブルと発音とアクセント


[KAAu-ərdz-DAAi-MEni-TAAim-bi]-FOOOr-thzəer-EAk-chu-əl-DEth]





日本語訳

「臆病者は本当に死ぬ前に何度も死を味わう」




チャンク



  • die many times  何度も死ぬ(うーん、どこで使いましょう…。)
  • before their actual death  実際に死ぬ前に(過去の人となってしまった人物について語るときに)





歴史学や政治学を英語にすると?








No one is so brave that he is not disturbed by something unexpected.




シラブルと発音とアクセント


[Nou-WAn-iz-SOu-bREiv-thzət-HIII-iz-NAAt-dis-Təəərbd-BAAi-SAm-THIng-ən-iks-PEkt-id.]





日本語訳


「予期せぬ事態に動じない者ほど、勇気のある人物はいない」




チャンク



  • no one is so brave that ~  ~ほど勇気のある人はいない(具体的にでも人物像でもいいですね)
  • he is not disturbed by ~  彼(その人)は~に心を乱さない(安定した精神の持ち主です)
  • something unexpected  予期せぬ何か(具体的に何というわけでなく、予想していないことです)












It is easier to find men who will volunteer to die, than to find those who are willing to endure pain with patience.





シラブルと発音とアクセント


[It-IIIz-iər-tu-FAAind-MEn-HUUU-WIl-VAAl-ən-TI-ər-tu-DAAi, thən-tu-FAAind-THZOuz-HUUU-AAAr-WIl-ing-tu-in-DYUər-PEin-wəthz-PEi-shəns.]






日本語訳


「自ら進んで死のうとする人は見つかるものだが、苦境に辛抱強く耐えることをいとわない人はそれほどは見当たらない」





チャンク



  • it is easier to find  見つけるのはよりたやすい(何かよりすぐに目につくものを言います)
  • men who will volunteer  自ら買って出る人(言われなくてもそうする人です)
  • to die  死ぬこと("To die or not to die"ってありますね、シェイクスピアつながりで)
  • who are willing to endure pain  苦しみに進んで耐えようとする人(精神的に強く粘りのある人です)"endure"の使い方をコロケーションで知ろう
  • with patience  辛抱強く(辛抱強く待つ<wait>のように使えます)














Fortune, which has a great deal of power in other matters but especially in war, can bring about great changes in a situation through very slight forces.





シラブルと発音とアクセント


[FOOOr-chən, hWIch-HEAz-ə-gREit-DIIIl-əv-PAAu-ər-in-A-thzər-MEAt-tərz-BAt-is-PE-sh-əl-li-in-WOOOr, KEAn-bRIng-ə-BAut-gREit-CHEinj-in-ə-sich-u-Ei-shən-thRUUU-VEr-i-sLAAit-FOOOrs-iz.]





日本語訳


「運不運というものは、ものごとを大きく左右する。とりわけ戦争ではそうだ。あるかなきかの力が加わることで、大きく変化してしまう可能性がある」





チャンク



  • which has a great deal of power  それはとてつもない力を持っている(人ではなくモノやコトが大きな力を持っています)"great"のコロケーション
  • in other matters  それ以外のこと(話題にしているものとは違うところで)⇒"matter"の使い方とコロケーション
  • especially in war  特に戦争においては(状況を限定できます)
  • can bring about great changes  大きな変化を起こしうる(能力として、可能性としての両方に使えます)
  • in a situation  ある状況で(この後にどんな状況かの説明が必要です)
  • through very sliht forces  ほんのわずかな力で(物理的でも目に見えないものでも)
















Experience is the teacher of all things.




シラブルと発音とアクセント


[iks-PIə-ri-əns-iz-thzə-TIIIch-ər-əv-OOOl-THIngs.]




日本語訳


「経験は万事で師となる」



チャンク



  • experience is the teacher  経験は教師である(格言、という感じがしますね)
  • ~ of all things  あらゆることの~(日本語と語順が違うので違和感があるかもしれませんが、「先生だよね、どんなことでも」といった感じで使いましょう)














I came, I saw, I conquered.




シラブルと発音とアクセント


[Ai-KEim, Ai-SOOO, Ai-KAAn-kərd.]





日本語訳

「来た、見た、勝った」





チャンク


これはもう"The die is cast."(賽は投げられた)と同じくらいの名ゼリフなのでそのまま覚えてしまいましょう。









おすすめ記事>「逆境に効くウィンストン・チャーチルの名言で英語を学ぼう。


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英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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