きょうの梅雨シリーズは「雲」です。”cloud”。いろんな雲を見つけてみようという本です。
本のタイトルは”The Cloud Collector’s Handbook”で著者はGavin Pretor-Pinneyです。
難易度「易しい」の”Cumulus cloud(積雲)”を見てみましょう。
きょうの英文
This has to be one of the easiest types to add to your cloud collection(which explains why it earns a low score). Cumulus clouds are the cotton-wool puffs, with flat bases, that drift lazily across the sky on a sunny day. Generally forming a few hours after daybreak, they tend to dissipate before sundown, for they form on thermals-invisible columns of air rising from the ground as it is warmed by the Sun.
英文の読み上げにはtext-to-speechをご利用ください。
今回の英文は理科の読み物ですが、”Rain: A Natural and Cultural History”の回のように比較的読みやすく一般向けな文章のようです。”The Rainbow Sky: An Exploration of Colors in the Solar System and Beyond”の回の方がもっと理科の用語をさらさらと出していますね。
全体訳
積雲は雲コレクションに加えやすいことこの上ない雲のひとつです(だから点数としては低くなります)。積雲は綿状にもくもくと膨らんでいて、底の方は平たくなっています。晴れた日の空をのんびり漂っている雲です。一般的には夜が明けてから数時間のうちに出来て、日没前には霧散してしまいます。それというのも、積雲は上昇温暖気流に形成されるからです。上昇温暖気流とは太陽によって暖められた地表から、空気が目に見えない柱のように昇っていくことを言います。
きょうの英文、こう使う!
- “the easiest”は「もっとも簡単」と学校などで最上級として学びます。しかし実際に使われる英語として、最上級は「トップクラスで」のように、ピラミッドのかなり上の方の三角をイメージしましょう。
- “explain”というと「説明する」ですよね。でも、今回は少し「理由」を説明するニュアンスが含まれているので、「このことによって~」という感じです。
- 「得る」というニュアンスで”get”ではなく”earn”が使われています。earnには、いくらか「頑張って」得るという感じがあります。
- “puff”はカタカナ語の「パフ」がありますが、それよりも「もくもく感」があるのが英語のpuffです。
- “lazily”もいつも「怠けて」いるわけじゃありません。今回のように「のんびり」というプラスイメージで使うこともできます。
- “dissipate”は徐々に輪郭を失って消えていく様子を表します。ただの”disappear”じゃないんですね。
- 以前の回で”visible(目に見える)”がありましたが、それに否定の接頭辞”in”がついた“invisible “は「目には見えない」です。”-ble”は「できる」意味がある接尾辞なので、忙しい単語ですね。
- “as”はいろいろな使い方ができますが、今回は「~が原因で」といったニュアンスですね。「~があって」とか。
使い方をイメージしつつ、10回音読しましょう!
これは~でないといけない/あるもの/相当簡単な/種類/~に加えること/あなたの雲コレクションに
This has to be/ one/ of the easiest/ types/ to add /to your cloud collection
このことによって~/どうして/低い点数になるのか
(which explains/ why /it earns a low score).
積雲は/綿状の/もくもくしたもの/平たい底をした
Cumulus clouds/ are the cotton-wool puffs, / with flat bases,
それは/のんびり漂う/空のあちこちを/晴れた日に
that/ drift lazily/ across the sky /on a sunny day.
一般的には/できる/数時間で/夜明けの
Generally/ forming /a few hours/ after daybreak,
それらは/~する傾向にある/少しずつ消え去る/日没の前に
they/ tend to/ dissipate/ before sundown,
~だからだ/それらは/~にできる/上昇温暖気流
for/ they/ form on/ thermals-
目に見えない柱/空気の/上昇する/地表から/~が原因で/それ(空気)が/暖められる/太陽によって
invisible columns/ of /air /rising/ from the ground /as/ it/ is warmed/ by the Sun.
This has to be/ one/ of the easiest/ types/ to add /to your cloud collection
このことによって~/どうして/低い点数になるのか
(which explains/ why /it earns a low score).
積雲は/綿状の/もくもくしたもの/平たい底をした
Cumulus clouds/ are the cotton-wool puffs, / with flat bases,
それは/のんびり漂う/空のあちこちを/晴れた日に
that/ drift lazily/ across the sky /on a sunny day.
一般的には/できる/数時間で/夜明けの
Generally/ forming /a few hours/ after daybreak,
それらは/~する傾向にある/少しずつ消え去る/日没の前に
they/ tend to/ dissipate/ before sundown,
~だからだ/それらは/~にできる/上昇温暖気流
for/ they/ form on/ thermals-
目に見えない柱/空気の/上昇する/地表から/~が原因で/それ(空気)が/暖められる/太陽によって
invisible columns/ of /air /rising/ from the ground /as/ it/ is warmed/ by the Sun.
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