2015年5月31日日曜日

英語教材の値段に惑わされず、選んだものを使いこもう



こんにちは、トレーナーどばしです。

英語教材と一口に言っても、このブログのように無料で手に入れられるものから、広く言えば留学までその金額や形態はさまざまです。それだけ、自分の状態に合わせて選べる環境に私たちはいます。でも、教材の価格というのはいったん使い始めたらもう忘れてしまった方がいいように思います。



無料の英語教材の価値って?


お金による価格というのは、私たちに不思議な影響を与えます。このブログでは英語の音読教材(英語音読教材の例)をアップしていますが、もちろん無料です。左のリンクをクリックしてもクレジットカードの選択画面は出てきません。ほとんど無意識でしょうが、この音読教材のページを眺めるあなたにはきっと「ふーん、まあ無料のものだしこの程度のものかな」という気持ちがどこかあるのではないでしょうか。


別に卑屈になってそう書くのではありません(笑)効果のある教材だと思ってアップしています。いつか無料ではなく値段のつくものに成長していけたらうれしいなと思いますが、価値を決めるのは私ではなく(価格を決めるのは私かもしれませんが)読者の方なので、認めてもらえるように続けていくばかりです。



無料だったものに値段がついたら・・・


さて、もしそんな私の希望がいつか現実の形となり、書籍化などしてしまったらどうなるでしょうか。私は嬉しいばかりですが、そんなことはどうでもよく、使う側の気持ちの問題です。無料で何の心理的なハードルもなくアクセスできたものに、1000円前後の価格がつきました。それでもあなたはこのブログの英語音読教材を見る目は変わらないままでしょうか。「いや、だって無料だったもんだし」


それはそれで強い信念を持った方だと思います。私としてはちょっとさびしいですが、でも、多くの人は、それだけの値段がつく価値があるのだろうと無意識に思うのではないでしょうか。もちろんその値段にはさまざまなコストを含んでさらに利益を出すための意味が込められているのですが、本を買うときあまりそんな考え方はしませんよね。


内容はきっとそれほど変わらないにもかかわらず、値段がついたことによって私の英語音読教材は社会的な信用を得たのです。利用される方もその社会的信用に従ってその本を買ってくれるのでしょう。1000円前後出すくらいの効果があるはずだと思いながら音読してくれるでしょう。


無料だと思って利用する方と1000円前後だと思って利用する方では、きっと後者の人の方が続ける確率が高いのではないでしょうか。それだけの価値があると思っているので。


私はさまざまな英語の勉強法があっていいと思っています。自分と相性のよさそうなものを選んでもらえたらいいのかなと。そこで無料なのか有料なのか、さらには1000円するのか数万円するのか、様々だと思います。もちろんそれが必ずしも学習効果と比例するわけではありません。学習するあなたによるところも大きいでしょう。



最初に使った、使わなかったお金のことは忘れてしまおう!



大事なのはお金を払った、あるいは払わなかった、というその時点でお金や金額は忘れることです。それはあくまでも需要と供給で設定されているものです。


高い教材を買ったときにしても、最初にそれだけの代償を払ったという充実感とそれに見合うだけの結果を出さなければというプレッシャーで英語を続けるのがつらくなってしまうこともあるかもしれませんね。


なんにしても、選んだ教材とずっと仲良く歩いていけたら、そこに値段は関係ないはずです。という良いことを言って締めさせていただきます。

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運営者紹介

英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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