2015年4月19日日曜日

使える英語音読。"epicenter""immerse""obvious"などの使い方。

英語音読の実践トレーニング6回目

こんにちは、トレーナーどばしです。

英語の発音とアクセントを練習するシラブル発音文と、語順や単語を身につける英日ごちゃまぜ文の音読トレーニングです。

このページやサイトマップをブックマークして何度も繰り返し音読しましょう

今回はアイデア、発想法についての本です。




目次

  1. 原文
  2. シラブル発音文
  3. 英日ごちゃまぜ文
  4. 全体訳

Brian GrazerとCharls Fishmanの”A Curious Mind: The Secret to a Bigger Life”です。


今月の4月7日に発売されたばかりで、現在Amazon.comのビジネス決定カテゴリの1位になっています。


ブライアン・グレイザーは映画やテレビ番組の制作に携わるプロデューサーで、自分の疑問に答えてくれる人なら誰にでも会いに行くという変わり種の人のようです。

次から次へと新しいアイデアを出す彼を動かしているのは好奇心なのだそうで、いかにそれを仕事に生かすかを教えてくれる本です。


それでは冒頭の文を見てみましょう。


原文


IT SEEMS LIKE A GOOD idea to start a book about curiosity by asking an obvious question:
 What's a guy like me doing writing a book about curiosity?
 I'm a movie and TV producer. I live immersed in the most densely populated epicenter of entertainment in the world: Hollywood.



    この回を含むシラブル発音文から英語を当てるクイズにもチャレンジ!

では次は英日ごちゃまぜ文です。



英日ごちゃまぜ文


IT SEEMS LIKE A GOOD idea to start a book about curiosity by asking an obvious question:
 What's a guy like me doing writing a book about curiosity?
 I'm a movie and TV producer. I live immersed in the most densely populated epicenter of entertainment in the world: Hollywood.


日本語になっている部分を英語にして音読しましょう。シラブル発音を思い出しながら、時に戻りながら繰り返しましょう。



IT ~みたいだ(2語) A GOOD idea ~すること start 本を about 好奇心 ~によって asking わかりやすい質問(3語):

 What's 男 like 私 doing writing 本を about 好奇心?

 私は~だ a movie そして テレビの プロデューサー. I live どっぷりつかっている ~に  the most 集中して 人の集まる epicenter ~の entertainment 世界中で(3語): Hollywood.



☆別のところを日本語にしたバージョンです。



IT SEEMS LIKE いい考え(3語) to 始める a book ~について curiosity by 訊ねる an obvious question:

 どんな~だろう a guy ~みたいな me 執筆している a book ~について curiosity?

 I'm 映画 and TV producer. 私は 生きている  immersed in もっとも densely populated 中心地 ~の エンターテイメント in the world: ハリウッド.


きょうの英語、こう使おう!



  • "seems like"は硬い日本語にすれば「~のような印象を受ける」ですが、「~みたい」「~っぽい」の方が似合っている気もします。今回は主語を形式主語にした"it seems like"になっています。断定的に自分の意見を強く言うのを控えた使い方ができますね。日本人向き?

  • “a good idea” はなにか思いついて提案するときに”I have a good idea”(いい考えがあるよ)なんて使われ方もしますね。
  • "obvious"にはよく「明白な」「はっきりした」といった文語に近い日本語があてられますが、もう少し軽く「当たり前」[当然」「そりゃそう」な感じがあります。「言うまでもないけど・・・」のニュアンスで使いましょう。
  • "guy"は"man"よりももっとくだけています。もちろん「男」という日本語になることもありますが、「男性」というニュアンスよりも、「野郎」の方が近いです。「やつ」とか。でも何人か女の子がいるところにも"Hello, guys."って使えます。
  • "immerse"はもともと水などにすっかり体を浸からせることをいいます。奇しくも日本語の「どっぷりつかる」はぴったりなイメージですね。同じように比ゆ的に使えます。
  • "densely"は密度の濃い状態を言うので人でもなんでもぎゅっとしていればOKです。
  • "epicenter"はもともと地震の「震源地」という意味です。今回はそれの比ゆ的な使い方ですね。そこから波が広がっていくイメージで使いましょう。




    どのくらい覚えたでしょうか。この回を含む英単語などの意味を答えるクイズもどうぞ!

では最後に全体の訳です。



全体訳


まずはシンプルな質問をしてみるのが好奇心についての本としてはいい書き出しなのではないでしょうか。
好奇心について本を書くような私とは、どんな男なのでしょう?
私は映画やテレビのプロデューサーです。世界でもっとも多くの人が集まるエンターテイメントの中心地に頭の先まで浸かりこんだ生活をしています。その中心地というのは、ハリウッドのことです。





物事を作り出すベースにはいろいろなものに興味を持てることが大事なようです。きっと英語もその方が早く上達するんでしょうね。


                  


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運営者紹介

英日産業翻訳者です。IT系やスポーツ関連商品などの企業コンテンツ、コミュニケーションやゲームのアプリの翻訳やレビュー、品質管理をしています。 2020年に東京から和歌山に移住しました。時間ができると、美味しいものやきれいな景色、由緒あるスポット、面白いイベントを求めて、折りたたみ自転車でふらふらと出かけていきます。

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